調布市せんがわ劇場(調布市仙川町1、TEL 03-3300-0611)が現在、「第11回せんがわ劇場演劇コンクール」へ参加する団体を募集している。
2009(平成21)年から開催している同コンクールは、同劇場による舞台芸術活動者の育成支援プログラムの出発点と位置付け、コンクール終了後もファイナリストを支援する独自の取り組みが特徴。1次審査で選ばれた5団体が、本選では40分の作品を上演し、グランプリとオーディエンス賞を各1団体に、優れた演出家・劇作家・俳優に贈る個人賞を選出する。
応募資格は、舞台芸術活動をしている人で、過去3回以上の上演を3年以内に行っていること。上演作品は、新作、既上演作品は問わずオリジナル作品で、上演時間は30分以上40分以内とする。第1次審査は3月下旬に行われ、本選は7月4日・5日に行われる。
審査は、俳優の銀粉蝶さん、演出家・東京デスロック主宰の多田淳之介さん、劇作家・演出家・鳥公園主宰の西尾佳織さん、映像作家のムーチョ村松さんのほか、公募で募る市民審査員が行う。企画監修は演劇ジャーナリストの徳永京子さんが務める。
専門審査員が選出する「グランプリ」と、市民審査員および全ステージを観覧した観劇者の投票による「オーディエンス賞」を受賞した各1団体には、同劇場ホールの無料使用権を贈呈。使用権は、グランプリは1週間分、オーディエンス賞は3日間分。そのほか、個人賞として演出家賞・劇作家賞・俳優賞なども用意する。
募集締め切りは2月7日必着。