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調布・柴崎のラーメン店が10周年 多様なメニュー、記念の復刻版ラーメンも

「らーめんHAGGY」の看板「背脂煮干し」の塩ラーメン

「らーめんHAGGY」の看板「背脂煮干し」の塩ラーメン

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 調布市柴崎駅近くのラーメン専門店「らーめんHAGGY(ハギー)」(調布市菊野台1、TEL 042-427-1928)が3月15日、創業10周年を迎える。

「らーめんHAGGY」店主の萩原由和さん

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 ラーメンが好きで自分の店に挑戦してみたいと、恵比寿の「AFURI(アフリ)」など都心の人気ラーメン店で修業後、なじみのあった京王線沿線を選び2010(平成22)年に同店をオープンした萩原由和さん。オープン当時はしょうゆラーメンとつけ麺の2本立てをメインとしたメニュー展開だったが、家族連れの客も多く、幅広い客層に合わせメニューにバリエーションを持たせるため、日々さまざまなラーメンの開発に挑戦してきた。

 修業していた当時の仲間が愛媛でエスニック野菜の農園を始めたことから、畑で育てる味の濃いパクチーと唐辛子を産地直送で仕入れ始め、辛味のあるラーメンも開発。同市観光協会が毎年主催している激辛メニューのスタンプラリーイベント「oh!!辛チャレンジ」にも参加し、現在では辛さが調整できる辛味ラーメンが定番メニューとなっている。創業当初のラーメンも改良を重ね、現在ではスープ3種類、麺も3種類用意し、それぞれに合った独自のメニューを展開する。

 地域のつながりも大切にし、商店街のイベントや近隣の店とクラフトビールのスタンプラリーを企画するなど、目指してきた「地域に根差したラーメン店」を実現。「地域の方々に見守ってもらった10年だった」と萩原さんは振り返る。10周年に際しては感謝を込め、3月15日限定で創業当時のしょうゆラーメン復刻版「らーめんHAGGYクラシックス」を用意するほか、期間限定でギョーザ1個増量やくじ引きクーポンを用意する。

 通常メニューは、看板メニューでしょうゆと塩を選べる「背脂煮干し」(830円)、自家製の辛味ペーストとラー油を使用した「辛味噌(みそ)」(930円)、魚だし汁とゆず果汁を使った「ゆず」(850円)、「お子様らーめん」(630円)などのほか、皮から手作りする「自家製餃子(ぎょうざ)」(5個=400円)、「肉玉丼」(320円)、「パクチートッピング」(100円)などを用意する。

 萩原さんは「10年続けるのが一つの目標だった。オープン当時から来店しているお子さんの成長していく姿を見ることができてうれしい。これでようやくスタートラインに立った気がする。地域の顔となり、100年続く店になるよう、これからも走り続けたい」と話す。

 営業時間は、火曜~土曜=11時30分~14時30分、18時~22時30分、日曜=11時30分~15時。月曜定休。

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