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府中・大國魂神社で悪疫退散の「茅の輪御守」頒布 「夏越の祓」と共に

悪疫退散の「茅の輪御守」

悪疫退散の「茅の輪御守」

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 府中の「大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)」(府中市宮町3、TEL 042-362-2130)で現在、「茅の輪(ちのわ)御守」が頒布されている。6月30日には、茅の輪をくぐり穢(けが)れをはらう「大祓式(おおはらえしき)」も行う。

6月30日に行う大祓式

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 「茅の輪御守」はカヤを結って奉製した御守で、同神社では昨年から頒布を始めた。風土記に記された神話によると、素戔嗚尊(スサノオノミコト)が貧しい蘇民将来(そみんしょうらい)のもてなしに感謝し「茅(ちがや)で作った輪を腰に付ければ悪疫から免れることができる」と教えた。この説話に基づき、無病息災を願って玄関や神棚にまつると良いとされる。

 拝殿前には現在、参拝者が「夏越の祓(なごしのはらい)」を行える茅の輪を設置。茅の輪のくぐり方を案内し、作法に従って半年間の罪や過ち心身の穢(けが)れをはらい清めることができる。

 30日は、神職と共に「大祓式」に参列できる。希望者は16時40分までに拝殿前に集まり、17時から執り行う。荒天の場合は予定が変更になることもある。

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