タイと韓国の食材を扱う店「ピント」(調布市小島町1、TEL 090-5509-0900)が12月17日、調布銀座商店街入り口にオープンした。
子ども同士が同級生だった縁で知り合ったタイ出身で店主の坂本オラヤさんと韓国出身の櫻井允卿さん。タイと韓国のことをもっと知ってほしいと、店の内装やインテリアなども2人で手掛けて同店を立ち上げた。
店舗面積は約13坪で、席数はカウンター6席を用意。ガラス張りの店内は光が差し込み、明るい雰囲気を演出。店内にはタイと韓国の食材が並び、POPに価格と共に食材の使い方も表示する。手軽に味わえるインスタント麺やココナツ缶ジュースなどのほか、「キムチ用とうがらし粉」(500グラム=756円)や「ジャスミンライス」(5キロ=2,800円)、タイの「生ソーセージ」など幅広くそろえる。イートインメニューは弁当のほか、「クイッティアオナムトック」「トムヤムナム」(以上700円)、タイの珍しいドリンク「バタフライピー・ティー」などを用意。
看板商品のドリアンは日本では珍しい冷蔵の種なしドリアン(200グラム=1,800円、400グラム=3,500円)をタイから直接輸入(不定期入荷)し、日本人の好みに合わせて賞味期限3カ月の固めのものを仕入れている。
櫻井さんは「私たち2人の出身地・タイと韓国の食材を販売するだけでなく、使い方まで伝えることができれば、もっとタイと韓国の事を知っていただければとオープンした。春頃までにはデサート・ドリンクセットメニューの提供も予定しているので、楽しみにしていてほしい」と話す。
営業時間は10時~19時。木曜定休。