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調布・国領のピザ店がメニュー刷新 カジュアルにレストランの味提供し2周年

「Crazy Pizza」 まきで焼かれる自慢のピザ

「Crazy Pizza」 まきで焼かれる自慢のピザ

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 調布市国領駅近くのピザスタンド「Crazy Pizza(クレイジー ピザ)」(調布市国領町3、TEL 080-5382-2660)がメニューを刷新し、6月1日で2周年を迎える。

「Crazy Pizza」の前菜の盛り合わせ

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 調布・国領にあり、連日予約で満席のイタリアンレストラン「Don Bravo(ドンブラボー)」が、「カジュアルに最高級」をコンセプトに手がける同店。ドンブラボーのコースを代表する一皿であるピザを地域の人に日常的に食べてほしいと、「小麦粉のうまみを引き出すことを追求した」というドンブラボーの生地を使い、まきを使って焼き上げるピザ専門店として2020年6月にオープンした。

 ピザはこれまでのドンブラボーのコース料理やさまざまな企画などで開発した中から人気のあったメニューを選択。コースで提供するより生地のサイズを大きくし、代表的なピザ「マルゲリータ」にはドンブラボーの3倍のモッツァレラを使うなど、ピザスタンドならではの独自性も追求し、「イートインとテイクアウト、それぞれに最適な焼き上げ方を研究した」という。アラカルト、パスタ、デザートなどの提供も始め、2021年9月には新宿伊勢丹の催事に出店。今年2月には神楽坂(新宿区)に2号店を開くなど、「常に進化してきた」とオーナーの平雅一さんは2年間を振り返る。

 2周年を前に1号店として原点に立ち戻り、より日常的に利用してもらえるよう、サイズやトッピングのボリュームを抑えて価格を下げ、ピザを中心としたシンプルなメニュー構成に刷新する一方、しっかりと食事をしたい客向けに、ドンブラボーのコースの冷製メニューを楽しむような「前菜の盛り合わせ」(2人分3,080円)を用意。酒類販売免許を取得してアルコール類もテイクアウト販売できるようにし、ドンブラボーで提供している「あまり市場に出回らない」自然派ワインを中心に約250本を取りそろえる。ビールもクラフトビールに加え、一般的なビールも用意し、「より気軽に立ち寄ってもらえる店」を目指す。

 席は変わらず、テーブル4席とカウンター6席を用意。メニューは、ドンブラボーと同じボリュームにした「マルゲリータ」(ホール=1,320円、4分の一カット=330円)、しらすをふんだんに使った「シラス」(ホール=2,640円、4分の一カット=660円)、「キッズピザ」(100円)、期間限定ピザなど毎日7~8種類のピザを取りそろえるほか、グラスワインなども用意する。

 平さんは「2年間で仕事の幅が広がり、この地に育ててもらったと感じている。クレイジーピザ創業の店として、小さなお子さまからお年寄りまでが気軽に集い、常ににぎやかなピザの聖地のような存在になれたら」と話す。

 営業時間は11時30分~14時、17時~21時。水曜定休。

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