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調布・柴崎に「かすうどん」専門店 神戸ののれん分け、本場関西の味提供

「かすうどん いちえ」看板メニューのかすうどん

「かすうどん いちえ」看板メニューのかすうどん

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 大阪発祥のかすうどんを提供する「かすうどん いちえ」(調布市菊野台1、TEL 042-430-1337)が6月28日、調布市柴崎駅近くにオープンした。

「かすうどん いちえ」店主の菊池兼輔さん

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 神戸・三宮に今年オープンし、連日客足が絶えないという「かすうどんいちえ」ののれん分け店。調布市内で生まれ育ち、地域活動に積極的に関わってきた菊池兼輔さんが手がける。大阪・南河内発祥のかすうどんは、牛肉の小腸をじっくりと時間をかけて揚げ、カリカリにさせた「かす」をうどんにトッピングする郷土料理。妻の出身地である神戸に帰省した際に食べたことがあり、「かつお節と昆布のだし汁のうどんと、うまみが凝縮したかすの相性がとても良く、おいしいと思っていた」と言う。

 以前から考えていた飲食店出店を検討する中、神戸・三宮の「かすうどんいちえ」のオーナーを紹介され修業を始めた。同店では関西でも珍しく国産和牛の小腸のかすを使い、だし汁にはかつお節と昆布をふんだんに使う。この「東京ではあまり見かけない関西の本場の味を紹介したい」と、のれん分け店として同店を開いた。店舗面積は約10坪で、11席を用意する。

 看板食材のかすは修業先が特注しているものを仕入れ、つゆやうどんも修業先と同じ食材を使う。ランチタイムに無料でサービスするおにぎりは、塩をつけずに握り、具材を上からかける「関西スタイル」で用意し、本場・関西の味を提供する。

 メニューは、「かすうどん」(930円)、「わかめかすうどん」(980円)などのほか、トッピングに「生たまご」(80円)、「かす大盛り」(300円)なども用意。「板わさ」(400円)や「明石焼き風たこ焼き」(580円)などの一品料理や、ビールやサワーなども取りそろえ、冬季にはおでんも提供する予定。

 菊池さんは「老若男女、多くの方々に関東とは異なる関西の本場の味を楽しんでもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~21時。

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