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調布・電通大で「天プラ」 天体望遠鏡の工作ワークショップや天体観望会も

天体望遠鏡の仕組みを理解しながら自分で組み立てる(天プラ提供)

天体望遠鏡の仕組みを理解しながら自分で組み立てる(天プラ提供)

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天文学普及プロジェクト「天プラ」による天体望遠鏡工作ワークショップ「天体望遠鏡を作って、星を見よう!」が6月9日、電気通信大学(調布市調布ケ丘1)で開かれる。

組み立てキットで自作する天体望遠鏡(天プラ提供)

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 天プラは「天文学を多くの人と楽しみたい」として、多彩な活動を行っているグループ。これまでに都心での天体観望会や小学校での天文部活動の運営、「あすとろかるた」「アストロノミカル・トイレットペーパー」などの天文グッズの製作販売、科学ポスター「一家に1枚宇宙図」などの教材開発など、いろいろな活動を行ってきた。運営メンバーの高梨直紘さんは「宇宙とのさまざまな出合い方を提案するのが私たちの活動。気になるものがあればぜひ一緒に参加したり、グッズを手に取ったりしてほしい」と話す。

 今回のワークショップは国立青少年教育振興機構の運営する「子どもゆめ基金」の助成を受け、小学生以上を対象に無料で開く(望遠鏡キット代4,000円、小学生は保護者同伴)。晴れて星空が見えそうな場合、希望者はワークショップで作った望遠鏡を持って武蔵野の森公園(西町)に移動して天体観望会を行う。

 講師も務める高梨さんは「今回作る望遠鏡は、月のクレーターや土星の環(わ)も分かる優れもの。自分で組み立てることで、望遠鏡の仕組みもよく理解できる」と話す。「今年の夏は、自分の望遠鏡を使って星空を観察しよう」と呼びかける。

 開催時間は14時~17時。天体観望会は19時~20時(荒天時中止)。先着20組(小学生が対象、中学生・高校生も可)。要事前申し込み。

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