「ちょうふ音楽祭」開催迫る-4ステージでプロと市民が共演

「運命、ショパン、そしてみんなのマイスタージンガー」に出演するピアニストの山本貴志さん
©Wataru Nishida

「運命、ショパン、そしてみんなのマイスタージンガー」に出演するピアニストの山本貴志さん ©Wataru Nishida

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 調布市グリーンホール(調布市小島町2)と調布市文化会館たづくり(小島町2)で6月26日・27日、「ちょうふ音楽祭2010」が開催される。主催は調布市文化・コミュニティ振興財団(小島町2、TEL 042-481-7611)。

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 同音楽祭は毎年6月に開催される恒例イベントで、プロや若手アーティストのコンサートのほか、体験コーナーなどさまざまなジャンルの音楽を、両会場2ステージずつ4ステージで同時に繰り広げる。

 26日は「LIVE PLUS+」と題し、プロのミュージシャンと選抜でステージに立つ公募市民によるジャズ、ロック、ポップス、弾き語りなど、さまざまなジャンルの音楽を展開。出演は、堂島孝平、つじあやの、「やなわらばー」のほか、第一線で活躍する調布在住のジャズアーティストがこの日のために組んだ「調布スペシャルトリオ」や公募市民出演者の高校、大学生や「お父さんバンド」などが出演。

 27日は「運命、ショパン、そしてみんなのマイスタージンガー」を開催。国内外で活躍する指揮者・本名徹次さん、ショパンコンクールで入賞したピアニスト・山本貴志さん、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団に一般募集の演奏家が加わり共演する。「くすのき夢ステージ~鍵冨弦太郎をむかえて」と題したステージでは、第1部でバイオリン2人とピアノの新生インストゥルメンタルユニット「TSUKEMEN」をゲストに迎え、公募市民出演者4組が演奏を行い、第2部では、同市内在住で日本音楽コンクール優勝のバイオリニスト鍵冨弦太郎さんと桐朋学園大学音楽部に在籍中のピアニスト・宮崎若菜さんによるコンサートを行う。

 両日ともに、山野楽器(中央区)の特別協力による楽器体験コーナーも開設。27日は子どもサイズのバイオリンに触れることができるほか、「ピアノ解体ショー」で楽器の内部を見ることができる。ポップスは3歳以上、クラシックは5歳以上から入場可能で、託児サービス(有料)も用意する。

 同財団の鈴木康浩さんは「気軽に音楽の『つまみ食い』ができるイベントにしようと計画。一流のプロと市民が参加し、共演する新しい形に挑戦した。誰でもが気軽に音楽に親しめるイベントなので、普段はコンサートやライブハウスに縁のない人にも来てほしい」と話す。

 開演は、26日=12時30分(一部会場により異なる)、27日=グリーンホール「大ホール」14時・くすのきホール16時30分。共通一日券全席自由で、一般=2, 500円、市民=2,000円、会員=1,800円。27日のグリーンホール「大ホール」は全席指定で、一般=2,500円、市民=2,000円、会員=1,500円。同日たづくり「くすのきホール」は全席指定で一般=2,000円、市民=1,500円、会員=1,000円。グリーンホール「小ホール」とたづくり「むらさきホール」=入場無料。

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