調布で「野川灯籠流し」-夏の夜にともる1,000基の灯籠

調布で開催された昨年の「野川灯籠(とうろう)流し」の様子

調布で開催された昨年の「野川灯籠(とうろう)流し」の様子

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 調布市の野川河川敷、御塔坂橋下流(深大寺元町1)で8月17日、「第9回野川灯籠(とうろう)流し」が行われる。

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 灯籠流しは先祖の慰霊のために行われる盆送りの行事で、野川の「灯籠流し」は物故追悼の思いとともに、野川や深大寺地区の豊かな自然環境の保全、世界平和への思いを込めた夏の風物詩として行われている。

 市内28の寺院から成る同市仏教会の僧侶が宗派を超えて実行委員会を結成。毎年、約1,000基の灯籠が奉納され、同協会の僧侶による読経や市内各寺院の御詠歌衆による歌の奉納、雅楽の演奏なども行われ、多くの市民が野川に漂う灯籠を静かに見送っている。

 昨年の野川灯籠流しを見送った20代の男性は「夜の野川に明かりがともり幻想的だった。伝統行事としていつまでも続けてほしい」と話す。

 開催時間は18時30分~19時30分。

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