調布で「税金」テーマに川柳コンクール-応募6,000作品集まる

「税金」をテーマにした川柳コンクールに集まった約6,000点の応募作品から選考を行う様子

「税金」をテーマにした川柳コンクールに集まった約6,000点の応募作品から選考を行う様子

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 調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で11月11日、武蔵府中法人会(府中町2、TEL 042-363-3501)が「税金」をテーマにして公募した川柳コンクールの表彰式が行われる。

「税金」をテーマにした川柳コンクールに集まった約6,000点の応募作品

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 「税金について考え、正しく理解して、みんなで築く豊かな社会を目指す」ことを目的に行った同コンクール。「税金の大切さ」「国に託す思い」「税金に関するエピソード」などを詠み込んだ川柳約6,000点が地域の小中学生や全国から集まり、小中学生の部と一般の部の優秀作品を表彰する。応募作品は事業仕分けや天下り問題やタバコの税金値上げなど、最近の社会情勢を的確にとらえた作品が多いという。

 同法人会は2007年に税金をテーマにして作詞作曲を募集する「TAX音楽コンクール」を開催。約100曲の応募作品の中から選考した優秀曲のコンサートを開き、そのユニークさが話題となった。

 同法人会の佐藤専務理事は「税金は誰もが普段あまり考えたくもない事柄だが、その無関心さが税金の使途に無駄や不正を生むことにもなる。子どもから高齢者まで、今すべての国民が納税者。音楽や川柳など堅苦しくないツールを通じて税金について考え、身の回りに関心を持つことが国を良くする第一歩では」と話す。

 当日は表彰式に続き、川柳作家・やすみ りえさんが「想いを伝えあう~ホンネでつづる17音~」をテーマに特別講演会と川柳指導を行う。

 開催時間は18時~。入場無料。

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