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「調布キンダー・フィルム・フェスティバル」-前売り券販売好調

上映プログラムの目玉「どうぶつ会議」©2010-Constantin-Film-Verleih,-GmbH

上映プログラムの目玉「どうぶつ会議」©2010-Constantin-Film-Verleih,-GmbH

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 8月12日から開催される、日本唯一の子ども向けの世界映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」の前売り券の販売が調布市観光案内所「ぬくもりステーション」で7月20日に始まり、1週間で550枚以上を売り上げる好調ぶりを見せている。

バルーンで賑やかに演出された、昨年のメインエントランス風景(関連画像)

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 同映画祭は子どもに向けた良質な映画やアニメを紹介するもので、1992年から毎年8月に開催され、今年で19回目。2008年からは開催地に調布が加わり、今年は8月12日・13日は「日比谷公会堂」、18日~21日は「調布市文化会館たづくり」で計16本のプログラムを実施する。

 上映作品は、ダム反対をスローガンに自然破壊に立ち上がる動物たちの物語「どうぶつ会議」。同作品は「ふたりのロッテ」「飛ぶ教室」で知られる絵本作家エーリヒ・ケストナーさんの同名絵本の原作を「アイスエイジ3」のスタッフにより映画化したもの。そのほか、「リサとガスパール」「きかんしゃトーマス」など、上映される海外作品の多くは字幕の読めない子どもも楽しめるように、声優がその場で日本語に吹き替える。19日と21日は、「アンパンマン」などの声優で知られ、昨年から同映画祭の実行委員長を務める戸田恵子さんも来場する。

 調布会場では「100円までしか買えない駄菓子屋さん」「声優体験ワークショップ」「ラクガキ水鉄砲」など、映画上映以外の子ども向けのイベントも実施する。

 担当する調布市産業振興課の木村さんは「キンダー最大の魅力は、声優さんによるライブ吹替上映。今年は全てのプログラムに多彩なゲストも登場する。普段、映画館では体験できない臨場感や感動を味わっていただければ」と話す。

 チケットはプログラムごとに販売。3歳未満は無料、18歳~60歳未満=400円(当日券は500円)、3歳~18歳未満と60歳以上=100円。各回定員500人。全席指定。調布の開催に関する問い合わせは調布市産業振興課(TEL 042-481-7183)まで。

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