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調布「深大にぎわいの里」でフリーマーケット、市場の空き区間活用、月1開催へ

今年4月に、大規模リニューアルされた新名称「深大にぎわいの里調布卸売センター」

今年4月に、大規模リニューアルされた新名称「深大にぎわいの里調布卸売センター」

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 調布の「深大にぎわいの里 調布卸売センター」(調布市深大寺元町1)で10月26日、フリーマーケットイベント「深大にぎわい市」が開催される。

過去に行われたイベントの様子

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 1962(昭和37)年に開業した同センターは店舗への卸売りがメーンの地方市場だったが、現在のオーナーである三ツ木建設が地場野菜の直売所をオープンし、市民に親しまれる市場へ転換。今年4月に、新名称「深大にぎわいの里」として大規模リニューアルされた。同イベントは「みんなで作る市場」をコンセプトに、同センターの空き区間を利用した初めての企画。同センターを管理する三孝開発と直営の農産物直売所「調布のやさい畑」、同センター内で営業するコミュニティーカフェ「ちょこカフェ」が共催して、日頃店を利用する人たちや新しくセンターへの出店を検討する人たちに不用品と手作り品販売やPR販売の機会を提供する。

 今回の募集は限定10店。2.5メートル四方のスペースに「深大にぎわい市」のイメージカラーで統一したテントを用意し、これまでの市場の印象を変える新しい演出を行う。今後、毎月第4週の土曜に定期開催することで、地域に眠っている人、モノ、情報が行き交う「にぎわい」空間を演出し、地域活性と新しいコミュニティー形成の拠点づくりを目指している。

 また、同日はハロウィーンにちなんでにぎわい市出店者を含むセンター内数店舗が「トリック・オア・トリート」に参加。仮装で訪れた子どもたちにお菓子を配る予定。「ちょこカフェ」では11月1日まで、「調布のやさい畑」で仕入れたカボチャメニューを楽しめるオリジナルランチを週替わりで提供するほか、23日・25日・26日に、ハロウィーンムードを盛り上げるお菓子バスケットや仮装グッズ作り、26日に仮装人気大賞を決めるワンコイン(500円)「ハロウィン撮影会」を予定している。施設全体でのスタンプラリー抽選会も開催され、当日は「ちんどんや」が来場し、施設全体を盛り上げるという。

 三孝開発の浅里謙介さんは「深大にぎわい市は、毎月1回のマーケットを開催していく。出店者さまと来場のお客さまと店舗さまがそれぞれに交流し、にぎわいをつくり出し、(良い縁がさらに良い縁を尋ね広がっていく)縁尋機妙(えんじんきみょう)、そんな地域のイベントを目指していきたい」と話す。

 現在、同センターでは店舗を持ちたいと考えている人を応援する企画として、1日3,500円から出店できる「短期お試し出店」サービスを行っている。手作り品の販売やテスト販売スペース、将来店舗を持ちたい人のチャレンジショップとして、7坪スペース3,500円、16坪スペース9,000円で利用できる。

 開催時間は9時~15時。雨天決行。出店募集の問い合わせは三孝開発(TEL 042-481-1211)まで。

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