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調布でブラインドサッカー日本選手権 東京の新チームなど過去最多14チーム出場

ブラインドサッカー試合の様子

ブラインドサッカー試合の様子

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 味の素スタジアムのサブグラウンド「アミノバイタルフィールド」(調布市西町)で7月11日・12日、視覚障がい者によるサッカー「第14回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」が開催される。

「第14回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」

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 ブラインドサッカーは視覚障がい者がサッカーを楽しめるように転がると音が鳴る特別なボールを使い、健常者のゴールキーパーとコーチとコーラーのガイド音声を頼りにアイマスクをした4人のフィールドプレーヤーが得点を競うスポーツ。9月には2016年リオデジャネイロ・パラリンピック競技大会の出場権を懸けた「アジア選手権」が東京で開催される予定で、注目を集めている。

 今大会は昨年参加した12チームのほかに、今年4月に発足し東京都を拠点に活動する「GLAUBEN FREUND TOKYO」と、元Jリーグ・コンサドーレ札幌の芳賀博信さんが運営に関わる「ナマーラ北海道」の2チームが加わり、過去最多の14チームが出場する。東京からは港区で練習している「乃木坂ナイツ」と、日本代表クラスの選手が所属する「たまハッサーズ」も登録している。

 同大会運営委員長の大坪英太さんは「パラリンピック予選を戦うのは日本代表だが、ブラインドサッカーの発展と普及を支えているのは地域のクラブチーム。日本一を目指す選手たちを見にぜひ会場に足を運んで」と呼び掛けている。主催の日本ブラインドサッカー協会は「同競技を通じて視覚障がい者と健常者が当たり前に交ざり合う社会の実現を目指している。仲間と協力しながら勇敢に戦う姿を、多くの人に応援してほしい」と話す。

 観戦無料。

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