狛江で日本最大のクラシック音楽祭プレイベント 屋外ステージや屋台村も

illustrated by Yoshitoshi Shinomiya

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 狛江市で4月23日・24日、クラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン プレフェス・ア・コマエ」が開催される。主催はLFJプレフェス・ア・コマエ実行委員会。

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 「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(LFJ)」は東京国際フォーラムを中心に丸の内・有楽町・大手町エリアで行われる日本最大級のクラシック音楽祭で、2005年から11回開催し、延べ682万人を動員。今年は5月3日~5日に「la nature ナチュール - 自然と音楽」をテーマに開催する。

 同市で初めて開催するLFJのプレイベント。同市の高橋市長が第1回LFJの総合プロデユーサーを務めたことから実現した。市では音楽を通じて心豊かな地域社会を形成し、魅力あるまちづくりに寄与することを目的とする「音楽の街-狛江」構想を策定し、音楽イベントの取り組みを進めている。

 会場はエコルマホール、狛江駅北口交通広場(Kiosk)、緑の三角ひろば(こまえ屋台村)の3会場を用意。23日は、市内在住の渡辺正子さんの門下生による箏(こと)アンサンブル、同市ゆかりの作曲家三木稔さん(故人)の作品の演奏がエコルマ6階展示・多目的室で行われるほか、各会場でアマチュア団体などによる演奏も行われる。

 24日は、エコルマホールでLFJ本編に出演する一流のクラシックアーティストによる公演が行われるほか、6階展示・多目的室でシテ方中村昌弘さんほかによる能「羽衣」より後半部分、平野裕子さんを中心とした箏曲合奏を披露。狛江駅北口交通広場では、23日は同市にゆかりのあるプロ、アマチュア音楽家によるステージを中心に、最終公演で桐朋学園クラリネットアンサンブル「CL☆Action(クラクション)」らが盛り上げ、24日はLFJのキオスクコンサートやエリアコンサートに出演するアマチュア団体などが出演する。

 緑の三角広場では市内飲食店による「こまえ屋台村」なども展開する。

 鑑賞無料。プログラムや公演時間はウェブサイトで確認できる。

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