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調布に「FC東京」試合優先する喫茶店 ホームゲーム中は観戦で一時閉店

喫茶店「cafe MIDIPILE Tokyo」店主の串田杢弥さん

喫茶店「cafe MIDIPILE Tokyo」店主の串田杢弥さん

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 調布の西調布駅北口の「西調布一番街」に5月27日、喫茶店「cafe MIDIPILE Tokyo (カフェ ミディピル トーキョー)」(調布市上石原1、TEL 042-444-6369)がオープンした。

落ち着いた「青赤」の空間に仕上げた店内の様子

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 演劇に携わりながらさまざまな仕事を経験してきた店主の串田杢弥(くしだもくや)さんが「喫茶店ブームがきている」と、昭和の面影を残す狭い路地の飲食店街に、注文を受けてから一杯ずつサイホンで入れたコーヒーを提供する店をオープン。店名の「MIDIPILE」は串田さんが演劇留学で約2年滞在したパリの食堂の名前で、常連だった同店が閉店した際に正式に受け継いだ「公認」という。店舗面積は約8坪。席数はカウンター4席、テーブル席14席。

 「FC東京」サポーター歴約12年という串田さん。同チームの本拠地「味の素スタジアム」へ観戦に訪れた際に見つけた物件を約半年かけて自身で改装。店内は重厚感のある材質や木調などを取り入れ、落ち着いた「青赤」の空間に仕上げた。ホームゲーム開催中は「味スタ」で同チームを応援するために一時店を閉め、終了後にサポーターを連れて店に戻り営業を再開するという。アウェーゲームは店内のモニターで観戦できる。

 メニューは「ホットコーヒー」(350円)、「アイスコーヒー」(380円)などのほか、軽食は同市にあるソーセージ専門店「Klein Schinken(クラインシンケン)」(調布ケ丘3)のソーセージを使った「ホットドッグ」(350円)、「スパゲティー ミートソース」(600円)、「オムライス」(600円)などを用意。「丸パン」(2個=150円)、「ビスケット」(3個=100円)は、串田さん自身が「コーヒーを飲むときにちょっとしたものが欲しい」という希望を実現したメニュー。

 串田さんは「今後、お客さんの要望などを取り入れてメニューを増やしていきたい。ホームゲーム開催日は、入場順の場所取り後、開場までの休憩にコーヒーを飲みに来てほしい」と話す。

 営業時間は11時~21時。

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