調布の農園で「ブドウ狩り」始まる-地元生まれ「多摩ゆたか」など

ブドウ狩りが始まった「深大寺ぶどう園」

ブドウ狩りが始まった「深大寺ぶどう園」

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 調布市内各地のブドウ園で8月中旬からブドウ狩りが始まり、家族連れなど来園者でにぎわいをみせている。

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 深大寺ぶどう園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-7561)では、「高尾」「伊豆錦」「多摩ゆたか」「紅伊豆」の4種類のブドウを栽培している。「高尾」は東京都農林総合研究センター(立川市)で作られた品種で、ラグビーボールのような形で甘みが増すほど深い黒色になる。「多摩ゆたか」は、「高尾」の研究者でもある同市在住の芦川孝三郎さんが品種改良して商品化に成功したブドウで、マスカットのような色合いとさわやかな味が特徴。いずれも大粒で種がないため食べやすいことから人気が高い。

 同園主の相田常行さんは「ブドウが傷んだり、病気にかかったりしないよう丁寧に育て、カラスやハクビシンに食べられないように苦労してきた。育成は例年通り順調なので、あとは太陽の日差しが十分に当たれば糖度が上がって甘くなるだろう」と話す。つみ取りなしの直接購入や地方発送も受け付けている。

 各農園でのつみ取りは予約不要で入場無料。ブドウの価格は農園や品種により異なる。ブドウ狩りのできる期間や時間は、各農園へ電話で問い合わせる。

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