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調布・国領に手紙社が手がけるカフェ 広々デッキ、アートギャラリーも併設

カフェ「TEGAMISHA TERRACE」 植栽に囲まれ広々としたデッキ

カフェ「TEGAMISHA TERRACE」 植栽に囲まれ広々としたデッキ

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 手紙社によるアートギャラリーを併設するカフェ「TEGAMISHA TERRACE(テガミシャテラス)」(調布市国領町2)が4月5日、調布市国領駅近くにオープンした。

カフェ「TEGAMISHA TERRACE」のスープとスコーン

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 学生寮をリノベーションした新たなマンスリー宿泊施設「goodroom residence(グッドルームレジデンス)調布国領」の1階に位置する同店。「暮らしを大切にする」という思いで共感し合い、「いつかコラボレーションしたいと思っていた」というグッドルーム(品川区)からの働きかけで実現した。大規模リノベーション事業の大きな目玉として、居住者にとってのラウンジ利用に加え、地域の憩いの場や館内にオープン予定のサウナ利用後の飲食店としての役割も担う。

 店舗面積は約24坪で、テーブルとカウンター合わせて27席を用意。屋外には自社でプロデュースした植栽を配し、ペットも同伴できる広々としたウッドデッキ(約23坪)も併設。ゆったりとした開放感ある空間に仕上げた。

 メニューは、手紙社のイベントなどでは欠かせない存在だった「wato kitchen(わときっちん)」のレシピを受け継いだ具だくさんのスープと、5種類ほどを用意するオリジナルスコーンが看板。コーヒーは「LAUGH COFFEE」(群馬県前橋市)に依頼し、手紙社では初めてエスプレッソのオリジナルブレンドを用意する。クラフトビールバー「TEGAMISHA BREWERY(ブルワリー)」(西調布)で自家醸造するクラフトビールも取りそろえ、ビールに合うおつまみなども今後、提供する予定。

 館内通路を挟んだ場所に、約14坪の「TEGAMISHA ART GALLERY(テガミシャアートギャラリー)」も併設。同社はこれまで、雑貨を中心に多くの作り手と仕事をしてきたが、アートギャラリーを運営するのは初めて。「これまでの手紙社のイメージの中に、少しずつ新しい風を取り入れていきながら、手紙社なりのアートの発信基地にしていきたい」と担当の小池伊欧里さんは言う。オープニングには、店名のロゴデザインを手がけたゴム版版画アーティスト T図案による展示「T図案:PATTERNS」を開催する。

 小池さんは「居住者や近隣の方々だけでなく、国領の街のランドマークとなり、遠方からも足を運んでもらえるカフェとギャラリーにできれば」と話す。

 営業時間は12時~18時。月曜・火曜定休。展示「T図案:PATTERNS」は今月29日まで。

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