ホッピービバレッジ調布工場(調布市多摩川1)で5月21日、新商品となるノンアルコールのスパークリングウオーター「HPY ホップウォーター」の発表・試飲会が開かれた。
同社は1905(明治38)年に赤坂で創業。1910(明治43)年にラムネの製造販売を始め、1948(昭和23)年に「ホッピー」を発売。2003(平成15)年には、ホッピー発売55周年を記念した「55ホッピー」の販売を始めた。
調布工場は1970(昭和45)年、事業規模拡大のため調布市多摩川に新設移転し、以降、「ホッピー」は同工場で製造している。2011(平成23)年には、リターナブル瓶専用ラインを備えた「第三世代感動工場」を完工した。
同商品は、ドイツ産ホップ由来の天然エキスを使った炭酸飲料。アルコール分は0%で、容量は360ミリリットル。容器には、洗浄して再使用する「リターナブル瓶」を採用する。業務用商品として限定流通し、ホテルのラウンジやレストラン、日本料理店、バーなどでの提供を想定する。開発には、ドイツのホップサプライヤーの技術協力も受けた。
発売後は当面、同工場を中心とした片道100キロ圏内で展開する。北は宇都宮市付近、東は千葉県銚子市付近、南は小田原・伊豆半島北部、西は甲府市を越えた長野県境付近までを想定。
石渡美奈社長は「リターナブル瓶は、循環型社会をつくっていく上で欠かせない素材。調布工場を中心に、地域の中で回る商品として育てていきたい」と話す。「『ラムネ屋』として始まった会社の3代目として、ラムネを超える商品を作りたいと思っていた。酒ではないが満足できる飲み物として、若い世代や酒が飲めない人、家族でも楽しめる飲料にしていきたい」とも。
発売は7月20日。