見る・遊ぶ

狛江のブルワリーで「狛江ホップ収穫祭」 狛江産100%ビールも視野に

籠屋ブルワリーが栽培する狛江産ホップ

籠屋ブルワリーが栽培する狛江産ホップ

 狛江初のクラフトビール醸造所「籠屋ブルワリー」(狛江市駒井町3)が6月27日、「小川農園」(猪方3)で「狛江ホップ収穫祭2026」を開催する。

籠屋ブルワリーが主催する「狛江ホップ収穫祭」は毎年盛況

[広告]

 地元で育てたホップの収穫体験とクラフトビールを楽しむ恒例イベント。2017(平成29)年、クラフトビール醸造を始めるに当たり、原材料の一つであるホップも地元産にしたいと考え、社長の同級生が営む「小川農園」の協力を得て栽培を始めた。当時は都内で栽培する事例はほとんどなく、同園と共に各地の生産者や団体から情報を集めながら技術を学び、試行錯誤を重ねてきたという。醸造責任者の江上裕士さんは「ホップはビールのスパイスのような存在。少量でも特徴を出せるので、まずはやってみようという感覚だった」と振り返る。

 収穫したホップは、ブルワリー開業初年度からビール造りに活用。同年12月に開いたお披露目会では、自家栽培ホップを使ったビール「狛江ホップ」を提供した。収穫祭は翌年にスタート。参加者が収穫したばかりのホップをビールに浮かべて香りを楽しむ体験が好評を集め、年々参加するリピーターが増えた。収穫時期を合わせて栽培する枝豆も用意し、畑で取れた枝豆をその場でゆでて提供。「取れたてが最もおいしい」という枝豆の魅力を実感でき、毎年人気となっている。

 イベントではホップの収穫体験のほか、ホップの香り当てクイズやDJによる音楽演出なども予定。自家栽培ホップを使ったビールと、取れたてゆでたての枝豆も用意し、地域の自然に触れながら、参加者との交流を楽しめるイベントとして開催する。

 今年は、新たな取り組みとして大麦の栽培にも挑戦した。大麦は特徴も出しにくく、広い農地が必要なことから手を付けてこなかったが、原料への理解を深めたいと考え、挑戦することを決めた。近隣の農地を借り、生産者や関係者から栽培方法を学びながら栽培し、5月に初の収穫を迎えた。「大麦の栽培は難しいと思っていたが、予想以上に順調に育った」と江上さん。収穫した大麦は今後、製麦工程を経てビール原料として活用する予定。今秋以降、「狛江産ホップと狛江産大麦を100%使った地元のビール」の誕生も視野に入る。

 江上さんは「イベントを通じて地域のコミュニティーづくりにつなげたい。初めて来る人も常連の皆さんも一緒になって楽しみ、地元のビールを通じて人と人がつながるきっかけになれば」と話す。

 開催時間は10時~12時。参加費は2,600円。予約制。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース