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調布・仙川駅前広場に温湿度表示付き時計台 シマダハウス創業者が寄贈

シマダハウスが寄贈した仙川駅前の温湿度表示付き時計台

シマダハウスが寄贈した仙川駅前の温湿度表示付き時計台

 温度や湿度を表示し、熱中症への注意喚起も行う時計台が仙川駅前広場(調布市仙川町1)に設置され、6月19日、点灯式が行われた。

温湿度表示付き時計台表示板点灯式のテープカット 中央がシマダグループ会長の島田政治さん

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 時計台を寄贈したのは、不動産・介護・ホテル・飲食事業などを手がけるシマダグループ(渋谷区)の会長で、不動産事業「シマダハウス」創業者の島田政治さん。同グループは1952(昭和27)年、世田谷区千歳烏山で精米店として創業し、事業を拡大。1963(昭和38)年設立の新京建物(現シマダハウス)は、1970(昭和45)年~1992(平成4)年の22年間、仙川に社屋を構え、分譲住宅や賃貸業務を行う中、「地元の皆さまに多大な力添えをいただき、今のシマダグループの土台を築くことができた」と振り返る。

 今回、同社の原点である千歳烏山と仙川の2カ所に、長年支えてくれた地域への恩返しとして時計台を寄贈した。「住民に愛されるシンボルをつくりたい」との思いからプロジェクトを始動。「スマートフォンの普及で地域のつながりが希薄化していると感じた」ことから、人々が集う待ち合わせスポットをつくりたいと考え、音楽が流れる時計台を選んだ。さらに近年の夏の厳しい暑さに強い危機感を抱き、「温度や湿度を確認し、自らの健康を守ってもらいたい」との思いから、温度と湿度を表示する機能を備えた時計台の設置を決めた。温度や湿度が数字で見えることで、「感覚ではなく根拠のある行動ができるようになることを期待している」という。

 時計台は時刻、温度、湿度の表示のほか、温度35度以上かつ湿度60%以上になると、熱中症への注意喚起アナウンスを流す。さらに毎日12時と16時には、それぞれ街に合わせて選曲したクラシック音楽を流すことで、地域住民の暮らしに溶け込み、交流のきっかけとなる「街のシンボル」を目指す。設計や音響テスト、選曲やアナウンス制作には、地域にゆかりのある専門家が協力した。

 点灯式では、長友貴樹調布市長が祝辞を述べた後、島田会長や同社役員、仙川商店街協同組合理事長らがテープカットを行った。同時に表示板が点灯し、気温と湿度が表示された。さらに熱中症への注意喚起アナウンスや、メロディーのデモンストレーションも行われ、広場に集まった人たちが新たな街のシンボルの誕生を見守った。

 島田会長は「これまで常に『それは誰かのために役に立つのか』を考え仕事をしてきた。この温湿度表示板付時計台はその思いを形にしている。この時計台が、街や住民を見守るシンボルとして街と一緒に年を重ね、街の人々の待ち合わせ場所になり、人々の生活や思い出に寄り添っていってくれればうれしい」と話す。

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