調布の「ブルーベリー狩り」、親子連れなどでにぎわう-販売も

広さ約2,000平方メートルの畑に300本育つ調布市の中村園のブルーベリー

広さ約2,000平方メートルの畑に300本育つ調布市の中村園のブルーベリー

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 調布市内の観光農園で行われている「ブルーベリー狩り」が現在、夏休みの親子連れなどでにぎわっている。

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 中村園(調布市飛田給2、TEL 042-498-6212)では8年前からブルーベリーの栽培を始め、広さ約2,000平方メートルの畑に300本を育てている。開園当時は15種類ほど植え付け、生育具合や味の良さなどから選別し、現在は「オースチン」「ブライトウェル」「バルドウィン」「オクラッカニー」の4品種を栽培している。

 7月17日から始まった同園の摘み取りは、同市民のほか、東京23区や神奈川県からの来園者も多く、「知人に贈ったらとても喜ばれ、その後は本人が来るようになった」「毎年ジャムを作るために、何度も来て必要な量を摘み取っていく」などと話す常連客でにぎわいをみせている。同園のブルーベリーは9月末まで、農産物直売会直売所(小島町2 調布サウスゲートビル内)で販売も行う。

 同園のオーナー夫婦は「ブルーベリーは低木なので、背の低い子どもでも摘み取りが楽しめる。当園では足元にシートを敷き管理しているため、ひざをついて取ったり雨上がりに来たりしてもズボンや靴が汚れる心配が少ない」と話す。「実は追熟しないので、摘み取るとき大粒で色の濃いものを選ぶと甘くておいしい。冷蔵庫で1日ほど冷やして食べると、酸味が落ちついてまろやかになる」とも。

 開園は水曜・土曜・日曜で、7時~10時。入場無料。500グラムまで1,000円、500グラム以上は1グラム2円。8月29日まで。

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