ドイツの手すき職人の紙を使った作品展-「日独交流150周年」記念で開催

クリスティアン・ロートマンさんの作品

クリスティアン・ロートマンさんの作品

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 東京アートミュージアム(調布市仙川町1、TEL 03-3305-8686)で現在、「日独交流150周年記念展WASHI MADE IN GERMANY」が開催されている。

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 2011年は日本とドイツの交流が始まって150年になることから、両国で「日独交流150周年」が展開される。同展はそのプレイベントの一つとして、ドイツ人のガンゴルフ・ウルブリヒトさんが手すきした紙を使い、7人の作家が制作した作品約20点を展示する。

 ガンゴルフさんは1964年ドイツ生まれ。紙すき職人としてベルリンで工房を開きながら、自らも作家として芸術活動を行う。「ドイツ最後の手すき紙職人」と称され、ガンゴルフさんとの仕事を希望する芸術家も多い。修復の分野でも活躍し、伝統的美術館の絵画や古城の壁画など世界中から注文を受ける。2010年には、ドイツ東部ワイマールのアンナ・アマリア図書館(1691年設立、1998年ユネスコ世界遺産に指定。2004年の大火災で消火水や煤煙の被害を受ける)の歴史的資料と書籍の修復に携わった功績で「古書文化賞」を受賞けている。

 同展ではガンゴルフさんのほかに、クリスティアーネ・バウムガルトナーさん(ドイツ)、モニカ・グルジマワさん(ポーランド)、流水彩子さん(日本)、フベルトゥス・ヘスさん(ドイツ)、クリスティアン・ロートマンさん(ポーランド)、タイフーン・エアドグムシュさん(トルコ)の大小作品を紹介する。

 同館創立者の伊藤容子さんは「1997年にベルリンでガンゴルフさんと知り合った。翌年から1年間来日して和紙の勉強をし、高度な技術をマスターすると、最後にわたしのギャラリーで展覧会を開いた。今回はタイトル通り、日独交流150周年にふさわしい内容になるだろう」と話す。

 開館時間は11時~18時30分(入館は18時まで)。月曜・火曜・水曜休館。入館料は、一般=300円、大学・高校生=200円、小中学生=100円。12月26日まで。

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