調布を描いて45年-地元画家・中川平一さんのカレンダー販売開始

「江川亭とプラタナス」ペン素画

「江川亭とプラタナス」ペン素画

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 生涯学習団体「アカデミー愛とぴあ」(調布市小島町2、TEL 042-441-6328)は10月から、「2009年度調布カレンダー」の販売を開始した。

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 同カレンダーは1988年から発行しているが、2005年から調布在中の画家、中川平一さんが描く水彩・素描画12点を掲載している。

 中川さんは調布市立小中学校を卒業し、1963年に東京学芸大学美術科を卒業。同市立小学校に勤務しながら、失われつつある調布の民家や木立などの自然を45年間描き続けている。美術団体には属さず個展を中心に作品を発表している中川さんは、現場で小さないすに座りイーゼルを前に描く姿は街行く人々の足を止め、注目を集めている。

 カレンダーを購入した男性会社員(34)は「開発により昔の街並みが消えていく中、懐かしい風景に再び出会うことができる。繊細な描写が何とも言えない中川さんの作品は調布に住むわたしたちの心を和ませてくれる」と話す。

 価格は1,000円。同事務局や市役所売店などで販売する。

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