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調布・深大寺で秋そばの収穫-地元小学生が育て、そば打ちまで

深大寺小学校の5年生が自身で種を植えた「そば」の刈り取りを行った

深大寺小学校の5年生が自身で種を植えた「そば」の刈り取りを行った

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 都立神代水生植物園(東京都調布市深大寺元町2 TEL: 042-483-2300)で11月13日、調布市立深大寺小学校の児童60人がそばの収穫を行った。そばで有名な深大寺にちなみ、同植物園を管理する神代植物公園と同校および深大寺そば組合の協働事業として、総合的な学習の一環で行われたもの。

刈り取ったそばは、軽トラックの荷台いっぱいに

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 収穫したそばは、同校5年生の児童ら自らが耕した約450平方メートルの畑に、8月28日に種まきしたもの。10月上旬に花が見頃を迎え、下旬には実を付けた。そばはこの後、3~4週間かけて干した後、児童らが脱穀し、採れた実を石臼でひいてそば粉にする。来年2月には、同そば組合の指導の下、そば打ちをして食べる。

 担任の吉田晶子教諭は「他の学校ではなじみが少ないかもしれない『そば』も、深大寺にある当校では給食にも出る一番人気のメニューの一つ。その『そば』を自ら育て、収穫し、食べるのは非常に良い経験になる」と話す。同校では授業で稲作も実施しており、今回収穫に参加した生徒は「初めてそばの刈り取りをした。稲よりも柔らかく、やりやすかった」「そば打ちが楽しみ」などと感想を話した。

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