調布出身の女性ボーカリストバンド、メジャーデビューへ-MV調布で撮影

長友貴樹調布市長を表敬訪問し、デビュー報告をするケラケラ。調布市役所内にて撮影。

長友貴樹調布市長を表敬訪問し、デビュー報告をするケラケラ。調布市役所内にて撮影。

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 調布出身のMEMEさんがボーカルを務めるバンド「ケラケラ」が2月27日、ユニバーサルミュージック(港区)からメジャーデビューする。デビュー曲は「さよなら 大好きだったよ」。

2月27日に「さよなら 大好きだったよ」でデビューするケラケラ

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 高校在学時に前身のバンドでYAMAHA主催の「TEENS’MUSIC FESTIVAL」で全国優勝し、グランプリを受賞した経験を持つベースのふるっぺさんとドラムの森さんが新たにバンドを結成しようとボーカルを募集。1年かけて50人以上の希望者と会ったがなかなか決まらず募集を続けたところ、MEMEさんと出会い、その笑顔と丁寧に歌詞を伝える歌声に引き込まれ、2011年に「ケラケラ」を結成。バンドの音楽を通して人を笑顔にしたいこと、MEMEさんがいつも笑顔でいることからバンド名を「ケラケラ」と決めた。路上ライブを中心に活動する中でできた「究極の片思いソング『友達のフリ』」は、口コミのみで中高生を中心に大きな話題となり、動画サイト「YouTube」で再生回数が70万回を突破し、コメント欄は「共感できる」「号泣した」「心に響いた」などの書き込みのほか、恋愛相談などで埋め尽くされている。

 MEMEさんは調布市立第一小学校、調布中学校を経て都立神代高校卒業と調布で生まれ育ったことから、デビュー曲のミュージックビデオは、同高校や調布市役所前庭など全て調布市内で撮影した。1月16日には長友貴樹調布市長を表敬訪問し、長友市長は「調布駅の開発や東京国体が味の素スタジアムをメーン会場に開催されるなど調布の街が躍動的な時なので、ケラケラの皆さんとお互いにメリットになるような良い輪を作っていきたい。時代はケラケラ。末永く応援していきたい」と伝えた。同市の地域情報ホームページ「ちょうふどっとこむ」では、デビュー曲のサイン入りCDのプレゼントを企画し、応援している。

 MEMEさんは「調布っ子として、調布はホッとできる街で大好きな場所。ケラケラもうれしい時、悲しい時に笑顔にしてあげられるようなホッとできる身近な存在になっていきたい。将来は味の素スタジアムで単独ライブができるよう頑張りたい」と話す。また、ふるっぺさんは「調布は青春ドラマのようなきれいな街並みで大好き。ケラケラとして、半径5メートル以内の身近な出来事を恋愛に限らず歌っていきたい」、森さんも「調布が大好き。ケラケラの曲で感動してほしい」と笑顔で話した。

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