調布・深大寺で「お田植えの儀」-田植え伝統的衣装をまとった「早乙女」も

伝統的衣装を身にまとい「お田植え」の儀を行う「早乙女」

伝統的衣装を身にまとい「お田植え」の儀を行う「早乙女」

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 調布にある深大寺の境内で6月5日、梅雨の谷間の青空の下「お田植えの儀」が行われた。

お田植えの儀で「早乙女」役を務めた、調布市役所の新入職員。左から、望月真美子さん、出店明夏さん、阿部恵理桂さん。深大寺張堂完俊住職と木島平村・芳川修二村長と一緒に

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 同市と、姉妹都市の長野県木島平村との交流や豊作を祈願する同儀式は今回で4回目。「田植え歌」が流れる中、深大寺・張堂完俊住職と木島平村・芳川修二村長に続き、同村の伝統的な衣装をまとった「早乙女(さおとめ)」が木島平米の苗を深大寺の交流田に植えた。儀式の後には、参拝客へ苗がプレゼントされた。

 木島平米は2012年度「第14回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」で金賞を受賞したブランド。4000品の中から、15品が金賞を与えられる同大会で、木島平米は3品が総合部門で金賞を受賞。また、高校生部門と小学生部門でも金賞を受賞し、3部門で金賞獲得という快挙を成し遂げた。

 今回、「早乙女」に扮(ふん)したのは、今年の調布市役所の女性新入職員3人。「貴重な経験ができて楽しかった」「苗が順調に成長しているか時々見に来たい」などと話した。

 秋には収穫の行事も予定されており、収穫された稲は、男女の恋愛が同寺の創設の由来となっていることから、縁結びのお守りにする予定。

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