調布・国領に「若者サポートステーション」-職業的自立目指す

「ちょうふ若者サポートステーション」の面談の様子。相談員が就労に関する悩みを聞く。

「ちょうふ若者サポートステーション」の面談の様子。相談員が就労に関する悩みを聞く。

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 厚生労働省の委託事業である「ちょうふ若者サポートステーション」(TEL 042-444-7975)が7月1日、調布市国領の産業振興センター内(調布市国領町2)に開設された。

「ちょうふ若者サポートステーション」受付の様子

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 同ステーションは、働くことに悩みを抱える15歳から39歳までの若者の職業的自立を目指し、キャリア・コンサルタントなどによる専門相談やコミュニケーション能力向上のためのセミナー、ビジネスマナー講座、職業体験の実施、保護者を対象にした相談やセミナーなどを実施し、職業的自立に結びつけるためのプログラムを提供する事業として、NPO法人「『育て上げ』ネット」(立川市)が運営する。

 キャリア・コンサルタント、臨床心理士や社会福祉士、家族相談士などのさまざまな専門性を持つ相談員が複数で就労に関する悩みを聞き、その人に合ったセミナーや講座、仕事体験などのステップアップのためのプログラムを用意し、アルバイトや就職、職業訓練、進学などを目指す。そのほか、保護者向けの支援や、学校と連携し在学中の生徒や中退してしまった生徒などの進路相談などをする。また、地域にあるハローワークなどの公的支援機関をはじめ、さまざまな民間団体と連携してネットワークを構築。近隣の支援機関などの情報提供もしていく。

 同ステーション所長の山本佳奈さんは「職業的な自立に向け、なかなか一歩が踏み出しにくい、自分に合う仕事が分からないなど、さまざまな悩みについて解決に向けて一緒に考えていきたいと思う。スタッフ一同、お待ちしている」と話す。

 営業時間は10時~18時(受付は17時まで)。利用は無料。登録には面談が必要。予約制。水曜・日曜・祝日休館。

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