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調布・文化会館たづくりで「だるま展」-絵付け教室やだるま講演会なども

「ゆりーと」の張りぼてのだるまをかぶる様子

「ゆりーと」の張りぼてのだるまをかぶる様子

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 調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で現在、「だるま展~だるまランドにおいでよ~」が開催されている。

ボードゲーム「だるッ飛び」の様子

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 同市郷土博物館(小島町3)で現在開催中の「収蔵品展 『ところ変わればだるまも変わる』」と連携して開催している同展。毎年3月3日・4日に行われる深大寺(深大寺元町5)のだるま市は「日本三大だるま市」の一つとして全国に知られており、調布を「だるまの街」として盛り上げようと、「だるまかりんと」「だるまん」「だるま最中」「だるまのまくら」「だるませんべい」などの商品を販売する。また、昭和40年代に祭りやイベントで張りぼてのだるまをかぶり、踊られていたものを同市の主婦グループ「だるチャンプロデュース」が約30年ぶりに復活させ、市内外のイベント、福祉施設などで披露している。

 「変わっただるま」「衣類になっただるま」「クスリや食品のパッケージになっただるま」「食器になっただるま」などのほか、「深大寺とだるまの歴史紹介コーナー」やパソコンでだるまを主役に調布を案内する「今どきのだるま」、ボードゲーム「だるッ飛び」を通常の10倍サイズで、立体のだるまを駒にして遊ぶコーナーなども用意する。

 また、30日には高さ8センチメートルの「ミニだるま」に絵付けする体験教室「ゆりーとだるま、ミニだるまをかこう」を実施。31日には、全日本だるま研究会会長の中村浩訳(ひろのぶ)さんを講師に迎え、講演会「だるまは関東で生まれた~だるまの起源」を開催する。

 「だるチャンプロデュース」代表の貴山圭子さんは「今回は、『深大寺とだるまの歴史』について掘り下げるコーナーも作るので、調布市民の方にはぜひ見ていただきたい。今後は、日本三大だるま市の一つと称されるにふさわしい『だるまさん』でユニークな調布の街『だるまち』にしていきたい。このだるま展を契機に『だるまさん』の商品がまた生まれることを期待している」と話す。

 開催時間は10時~18時。入場無料。26日・27日休館。31日まで。体験教室の開催時間は10時30分~12時(参加無料、定員20人、要事前申し込み)。講演会の開催時間は14時~15時30分(入場無料、定員200人、当日先着順)。

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