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調布の老舗酒店、新島の芋焼酎を初めて販売-「杯が進む甘さと酔い心地」

新島の焼酎「七福嶋自慢」720ミリリットル入り(1,780円)

新島の焼酎「七福嶋自慢」720ミリリットル入り(1,780円)

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 調布の旧甲州街道沿いで100年以上営業を続ける老舗酒店「リカー&フーズ やまぐち」(調布市布田2、TEL 042-482-3348)で現在、伊豆諸島・新島の焼酎「七福嶋自慢」を販売している。多摩地域では3店舗目、調布では初の販売となる。

新島の焼酎「七福嶋自慢」を販売する「リカー&フーズ やまぐち」の山口昌之社長

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 土壌が米作に適さない新島で、宮原酒造が「あめりか芋」と呼ばれる白くて小さな甘いさつま芋で製造する同商品。船便流通の安定、芋生産者の減少、麦製品の台頭などで生産量が減ったことから、同社は1985(昭和60)年ごろに芋焼酎の製造を中止したが、芋生産者などが同芋の量産を始めたことで製造を再開。2012年に「あめりか芋」の正式名称「七福」を冠し、「七福嶋自慢」として販売を始めた。現在、同芋は新島、式根島以外ではほとんど作られていない。
 伊豆諸島の島酒は芋焼酎にも麦麹(こうじ)を使うのが特徴の一つ。「『七福嶋自慢』は芋焼酎の中でも甘さが最高。もう1杯、もう1杯と飲んでしまうほど酔い心地も良い焼酎なので、ぜひ味わってほしい」と同店の山口昌之社長は話す。

 720ミリリットル入りで、価格は1,780円。同店の営業時間は9時~22時。日曜定休。

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