JAXA調布航空宇宙センターで一般公開 「リケ女」の仕事をテーマにトークイベントも

公開施設「遷音速フラッタ風洞」を見学する様子

公開施設「遷音速フラッタ風洞」を見学する様子

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 JAXA調布航空宇宙センター(調布市深大寺東町7)で4月19日、研究施設の見学や科学実験などに参加できる「一般公開」が行われる。

昨年の様子。おもしろ体験コーナー「水の電気分解で酸素を作ろう」

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 同イベントは、4月18日の「発明の日」を含む月曜~日曜の「科学技術週間(今年は13日~19日)に毎年開催している行事で、最新の航空宇宙技術に触れるチャンスとして航空宇宙ファンや親子連れに人気が高い。

 第1会場の調布航空宇宙センター(調布市深大寺東町7)では、「航空用バイオ燃料の研究」「月着陸技術の研究」「スーパーコンピュータJSS2と数値シミュレーション」を初公開する。第2会場の調布航空宇宙センター飛行場分室(三鷹市大沢6)では、「実験用航空機ヘリコプタ」「光ファイバ変形計測システムの研究開発」を初公開する。

 第1会場では、飛ぶ仕組みを考えながらペーパークラフトの飛行機を作って飛ばす「工作コーナー」(4歳~小学生、先着500人)を予定。飛行機から発生する揚力や渦を体験したり、宇宙飛行士の呼吸にも使われる酸素を水の電気分解で作ったりする「おもしろ体験コーナー」(参加自由)、真空実験で宇宙を体感する「自分で体感する宇宙おもしろ実験教室」(整理券配布)なども開催。第2会場では、超音速旅客機の大敵であるソニックブームの音を体感する「ソニックブームを体験しよう」(参加自由)を行う。

 当日は、「女性研究者と仕事」をテーマに理工系の進路選択を考える学生や家族・教員を対象にしたトークイベント「理工系職員が語る私の仕事」も開く。(11時から30分間ずつ4回、講師と講演内容は異なる。会場は第1会場厚生棟2階会議室)。

 隣接する研究施設「海上技術安全研究所」「電子航法研究所」「交通安全環境研究所」も一般公開され、各所でスタンプを集めると記念品が進呈される「4研究所合同スタンプラリー」が行われる。

 開催時間は10時~16時(入場は15時30分まで)。入場無料。第1会場と第2会場の移動用に連絡バス(無料)が随時循環運行する(最終便は15時30分)。

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