トレトゥール パティスリー「LEIRION(レイリオン)」(調布市富士見町1)が6月15日、中央道調布インター近くにオープンした。
同店店主の芦田真理子さんは、神戸の洋菓子店「ミッシェルバッハ」に10年間勤務後、2018(平成30)年に独立。イベントなどでケータリングでの製造に携わる中で、客と打ち合わせをしながら、ケータリングの仕事がしたいと強く思うようになり、今年5月の大型連休中に上京。都心にもアクセスのいい調布市にアトリエ兼店舗をオープンした。営業は土曜・日曜・月曜の3日間のみで、そのほかの日はアトリエで製造に力を入れる。
店内はダークブラウンの壁を基調としたシックな造りで、菓子の存在感がひときわ引き立つデザインに仕上げた。商品は、フランスの伝統菓子「ラングドシャ」(320円)やコーヒーのサブレ(340円)などの焼き菓子のほか、紅茶のケーキ(280円)やシュークリーム(450円)などのケーキを用意。定番のケーキはフルーツを季節に合わせて変えていくという。
芦田さんは「コンセプトは『味だけではなく、見た目や菓子そのものが放つ空気感など、細部にこだわってお菓子作り』。同店を拠点として、展示会、ファッションブランドのレセプション、ウエディング、各イベントのケータリングなどを行っていきたい。オーダーされたお菓子は、何個でも作るので、お任せいただきたい」と話す。
営業時間は10時~19時。火曜~金曜定休。