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府中・大國魂神社「くらやみ祭」は今年も神事のみ 関連パネル展・映画上映も

神職によって執り行われる「唐櫃渡御」(昨年の様子)

神職によって執り行われる「唐櫃渡御」(昨年の様子)

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 府中の「大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)」(府中市宮町3、TEL 042-362-2130)は4月30日~5月6日、「くらやみ祭」を今年も神事のみで執り行う。

神輿渡御のときは大勢でにぎやかになる通りを神職が静かに進む(昨年の様子)

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 同祭は武蔵国の「国府祭」を起源に千数百年前から続く例大祭で、東京都指定無形民俗文化財になっている。期間中はさまざまな神事を行い、かつては深夜に行ったという神輿渡御(みこしとぎょ)でクライマックスを迎える。コロナ禍前は、噺子(はやし)の競演、競馬式(こまくらべ)、萬燈(まんとう)大会、子ども神輿(みこし)渡御、太鼓の響宴、山車(だし)行列が行われ、約80万人の人出でにぎわった。

 一昨年と昨年に続き感染症拡大防止の観点から神事は神職のみで行い、神輿や大太鼓は登場せず唐櫃で渡御を行う。露店は規模を縮小して出店するが、持ち帰りのみで酒類は提供しない。植木市は開かない。感染状況により変更する場合がある。

 例大祭の期間中、同神社は「身体御守」を数量限定で頒布する。初穂料は1,000円。

 府中観光協会と大國魂神社青年大祭委員会は同祭の歴史や文化を紹介する「くらやみ祭パネル展」を4月26日~28日、フォーリス1階「光と風の広場」(府中市宮町1)で開催する。神事や行事の内容を写真とイラストで分かりやすく解説したパネルを展示。錯視効果によって大太鼓が立体的に撮影できる「トリックビジョン」のフォトスポットを設置する。27日・28日は青年大祭委員会が特別に制作した萬燈も展示。

 府中市を舞台にした映画「くらやみ祭の小川さん」のワンコイン上映会を5月4日、ル・シーニュ5・6階「バルトホール」(府中市宮町1)で開催する。主演は六角精児さんと高島礼子さん、2019年劇場公開作品。上映は11時~・ 14時~。当日券のみで 500円。

 府中観光協会の担当者は「コロナ禍の今だからこそ、『くらやみ祭』にまつわる神事や行事の意味、そして関わる人たちの心意気を知ってほしい」と話す。「映画は笑って泣ける作品で、市内の風景がたくさん登場する。改めて、映画のように氏子たちがみんなで神輿を担げるようになってほしいと願う」とも。

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