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調布せんがわ劇場で朗読とピアノ公演 宮沢賢治作品など「言葉」と「音楽」で表現

過去の朗読会の様子

過去の朗読会の様子

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 朗読家の斉藤ゆき子さんと作曲・ピアノ演奏家の中村幸代さんの朗読会「Nature~Hommage~」が8月26日、せんがわ劇場(調布市仙川町1)で上演される。

過去の朗読会の様子

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 朗読家のほかにナレーターや声優を務める斉藤さんは、東日本大震災を機に朗読教室「ソフィアの森」を立ち上げ、活動。2017(平成29)年のNHKドラマ「この声をきみに」で同朗読教室がモデルの一つになり、朗読指導も行った。2019年の日本朗読文化協会主催の「朗読コンクール」で優勝した経歴も持つ。中村さんは、長野オリンピック室内競技表彰式テーマ曲やNHK総合「おはよう日本」「NEWS7」などさまざまな報道番組、ドラマ、映画の音楽を手がけている。

 朗読会は、長引くコロナ禍などで心が疲弊してしまった人々へ向け、自然の雄大さや寛大さなどを「言葉」と「音楽」で表現する世界に浸り癒やされるひとときを過ごしてほしいと企画。上演作品は「鹿踊りのはじまり」(宮沢賢治)、「バルタン最後の日」(加納朋子)、「森のいのち」(小寺卓矢)の3作品で、斉藤さんの朗読と中村さんのピアノ演奏で上演する。

 斉藤さんは「長引くコロナ禍や信じられないような事件事故の報道で、心を痛め体調を崩している人や感情のコントロールが難しくなっている人が増えている。日常をつかの間離れ、癒やされるひとときを過ごしていただけるよう、音楽で言葉を奏で、言葉で音を奏でる朗読会を楽しんでいただければ」と話す。

 開演は、昼の部=15時(既に完売)、夜の部=19時。チケットは4,000円。

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