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府中で勤労感謝の日に「熟睡プラ寝たリウム」 熟睡証明書の発行も

府中市郷土の森博物館では「熟睡プラ寝たリウム」以外にも、企画展「ちょっとむかしのくらし~その5~」など開催している

府中市郷土の森博物館では「熟睡プラ寝たリウム」以外にも、企画展「ちょっとむかしのくらし~その5~」など開催している

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 星空に包まれながら気持ちよく眠る「全国一斉 熟睡プラ寝たリウム」が11月19日・20日・22日・23日、府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)プラネタリウムで開催される。

色付き始めた府中市郷土の森博物館の「けやき並木」(11月4日)

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 同企画は、「勤労感謝の日」に日頃の疲れを癒やしてもらおうと明石市立天文科学館(兵庫県明石市)が2011(平成23)年に始めた。翌年から全国に広まり、昨年は55施設で開催された。府中は一昨年から始めて、土曜・日曜・祝日に開催してきた。今年は「週末や祝日こそ忙しい」という人のために、平日も行うことにした。

 投映内容は各館がそれぞれ工夫しており、同館では心地よく眠れるように心と体をほぐすストレッチタイムを設けるのが特徴。ドームに映る園内の木々や小川を見ながら自然の中にいる気持ちになり、やがて緩やかな音楽を聴きながら星空を眺めて熟睡タイムへいざなう。

 参加者は、眠りやすいように愛用の枕やブランケット、ぬいぐるみなど持ち込める。子どもも参加できるが、天文番組ではなく眠る企画のため星空解説は行わない。いびきが心配な人には「いびき席」も用意。熟睡できたら「熟睡証明書」、うとうとしたら「ウトウト証明書」、最後まで起きていたら「完徹証明書」を発行する。

 スタッフの上野さんは「普段の仕事や学業、家事や育児などでお疲れの人たちがゆっくり休息できるよう、BGMや星空の移り変わるスピードにこだわっている。美しい星空をぼんやり見ながら、癒やされているうちにいつの間にか眠りに落ちる。そんなぜいたくな時間を過ごしていただければ」と話す。

 プラネタリウム観覧料は、大人=600円、中学生以下=300円、4歳未満無料。チケットは同館ホームページで販売している(当日券あり)。入場料(300円ほか)が別途必要。

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