調布にゆかりのある作家の作品展「マチトリドリ~調布を描くイラスト展~」が現在、調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で開催されている。
同展は「調布」をテーマに、「街」「自然」「人々」を描く、調布にゆかりのある3人の作家によるイラスト展。鳥の目線でダイナミックに街を捉え表現する黒木ユタカさん、街を彩る植物を繊細な色彩で描く新目恵さん、人々が行き交い、集う日常の風景を軽やかなタッチで切り取るMariya Suzukiさん。3人の作家が捉える「街(マチ)」の視点を通して、ボールペンから水彩、デジタルまで多彩な表現方法で、鑑賞者が自分の住む街の魅力に改めて気づくような作品を目指して仕上げている。
特設展示コーナーでは、調布の風景画を55年以上描き続けている中川平一さんと3人の作家によるコラボレーションを企画。「タコ公園」「多摩川」をテーマに、それぞれの作家が描く調布の風景を展示する。期間中、誰でも自由に参加できるワークショップも企画。展示室内に巨大な「調布MAP」を設け、「モグモグ」「ワクワク」「テクテク」などのキーワードに沿い、参加者が調布の「いいとこ」を紹介し作り上げる「マチのいいとこトリドリMAP」を展示する。
関連イベントとして、3人の作家が今回の展示や自身の制作、「マチ」を描くことについて語る「クロストーク」も実施。作品の前で作家による解説を行う「ギャラリートーク」では、作家3人による合同トーク、作家ごとの個別トークを行う。
開催時間は10時~18時。8月28日・29日は休館日。クロストークは9月2日10時~11時30分(先着100人、要事前申し込み)。ギャラリートークは、作家3人の合同トークは2日14時~(当日先着)、個別トークは、9日13時~=Mariya Suzukiさん、14時~=新目恵さん、15時~=黒木ユタカさん(各回20人、当日先着順)。