布多天神・手水舎急ピッチで建設進む-9月の例大祭に向けて

9月23日の例大祭開催に向けて、布多天神社では新しい手水舎の建設が急ピッチで進んでいる

9月23日の例大祭開催に向けて、布多天神社では新しい手水舎の建設が急ピッチで進んでいる

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 毎年9月23日に開催される「例大祭」に向けて、布多天神社(調布市調布ヶ丘1 TEL 042-489-0022)では新しい「手水舎(てみずしゃ)」の建設が急ピッチで進んでいる。

布多天神社・手水舎の完成予想図(関連画像)

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 同神社は、参拝者が毎年増加している中、手や口を清めるのに利用される手水舎が少人数でしか利用できないことが原因で正月には長蛇の列ができてしまうため、新しい手水舎を建設する。間口八尺、奥行き六尺、主要材として吉野ヒノキを使う。屋根は切り妻造りの銅板ふき。総工費は2,000万円。完成すれば、現在の3倍の6人が一度に利用できる。

 5月から建設募金の呼び掛けを始め、屋根の銅板寄付(1枚3,000円、350枚限定)は既に締め切り、現在、通常募金(一口2,000円)のみ受け付けている。

 同神社は927年に制定された「延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)」に、当時の有力神社との記載があることから1500年以上前の創建とされる。立ち入り禁止となっている裏の雑木林に「ゲゲゲの鬼太郎」の家があるとされ、「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪の人形が点在していることから、昨年の「ゲゲゲ」ブーム時に観光客でにぎわった通称「鬼太郎通り」は同神社の参道。

 宮司の野澤康次郎さんは「皆さまの尊いご寄付により、立派な手水舎の御造営工事が着々と進んでいる。9月の例大祭には新しい手水舎を使ってすがすがしいお気持ちでご参拝いただきたいと願っている。神様もさぞやお喜びになることでしょう」と話す。

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