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調布で邦楽器の地域音楽会-箏の体験コーナーも

地域音楽会で披露される二十五絃箏(げんそう)

地域音楽会で披露される二十五絃箏(げんそう)

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 調布市入間地域福祉センター(調布市入間町1)で1月29日、「出張ステージ あなたの街で音楽会in入間 聴いてみよう!弾いてみよう!邦楽器・箏(こと)」が開催される。同ステージは同市内のさまざまな公共施設などに出張して開催しているもので、全15回の予定。今回が最後の開催となる。

昨年9月につつじヶ丘で開催されたステージ。体験コーナーの様子(関連画像)

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 演奏するのは、市内にある桐朋学園芸術短期大学卒業生4人で結成された「4plus(よんぷらす)」。誕生して日が浅い二十五絃箏(げんそう)を後世に残すべく、作品創作と普及を目的に2009年7月に結成された。この箏は1991 年、箏曲界の第一人者として知られる野坂操壽(惠子)さんが「十三絃箏がもつ音域を全て一面でカバーでき、低音域も充実し、さらに箏の内面に踏み込める独奏楽器」として開発・発表した楽器。

 演目は通常の十三絃箏のほか、十七絃箏、二十五絃箏を使った演奏で「情熱大陸のテーマ曲」「ロンドンの夜の雨」「津軽」などの曲を披露する。実際に箏に触れ、「さくらさくら」にチャレンジする体験もコーナーも用意。

 同グループ代表の佐藤亜美さんは「箏に初めて触れる方もそうでない方にも楽しんでいただけるよう箏から二十五絃箏までを用い、解説あり、映像あり、体験ありの親しみやすい内容で開くので、一人でも多く方にご来場いただければ」と話す。

 開催時間は14時~15時。入場無料。

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