居酒屋で新島・式根島空輸の鮮魚を試食-観光振興の一環で

新島の海産物には通常手に入らないものもある。
(写真は式根島の民宿にて撮影)

新島の海産物には通常手に入らないものもある。 (写真は式根島の民宿にて撮影)

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 東京ジューキ食品(調布市国領町7)が展開する居酒屋「新撰組 調布店」(布田4)で12月1日、新島から空輸された鮮魚の試食会が行われた。

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 当日、新島村商工会職員と同社社員のほか、東京都から依嘱を受けた観光活性化プロデューサーや地域ポータルサイトを運営する「ちょうふどっとこむ」スタッフも参加し、同店店長による鮮魚料理を試食した。

 同商工会は島しょ地域の観光振興の一環として、島の知名度向上と観光振興に充てる財源確保のために同企画を発案したもの。同商工会職員が調理方法のほか、物流方法や価格などについて同社社員と意見交換した。また、11月に行われた同島の自然観察ツアー参加者も参加してアドバイスを行った。

 同会で試食された鮮魚は当日朝に水揚げされた高級魚タカベや出世魚であるイナダ、鮮度が要求されるウマヅラハギなど。箱詰めされた5キログラムの鮮魚は空輸で調布飛行場(西町)に同日14時20分に到着し、バイクで同店に配送された。

 東京ジューキ食品取締役総務部長の工藤さんは「率直な意見交換を通して、新島・式根島の水産物についての魅力を知った。実際にお客様に出す立場の我々の意見が新島村の皆さんに通じ、今後の新島の事業の参考にしてもらえれば」と話す。

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