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調布で夏休み「子どもたちと映画寺子屋」-3歳から参加できる「アニメ制作体験」も

プロの映画製作スタッフの指導の下、撮影を行う小学生

プロの映画製作スタッフの指導の下、撮影を行う小学生

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 子どもが映画製作を体験する『「つくる」子どもたちと映画寺子屋2014夏Reel.3』が7月31日より、調布市文化会館「たづくり」を中心に開かれる。主催は、同市で2013年から活動する団体「子どもたちと映画寺子屋」。

絵や写真を使って動かすアニメーション装置「プラキシノスコープ」

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 小学生がプロの映画製作スタッフの指導の下、脚本、撮影、役者、編集、チラシやポスター作りなどの上映準備、完成試写会を行う同企画は今回が3回目。春休みに開催した2回目は定員10人の枠に約40人の応募があり、急きょ増員して実施。2班に分かれそれぞれ約10分の映画を製作した。今回は2013年に公開された映画「凶悪」で監督、脚本を手掛け、日本アカデミー賞優秀作品賞や優秀監督賞などを受賞した白石和彌さんを監督に迎える。

 今回は新たに3歳から参加できる「あそぶ」ワークショップも行い、アニメーション製作の原点を体験する企画を8月17日に開催。子どもたちに「映画のはじまり」を知ってもらおうと、19世紀のヨーロッパで発明された「プラキシノスコープ」という絵や写真を使って動かすアニメーション装置を用意し、3歳から小学2年生と小学3年生から6年生の2部に分けて、それぞれ約2時間の製作体験を行う。

 同団体代表の佐和田露子さんは「地道な活動が回を重ねるごとに少しずつ市民の方に知ってもらえていると感じている。寺子屋の三本柱『つくる』『みる』『あそぶ』の『みる』企画も秋以降に計画中。たくさんの子どもたちに映画を体験してもらい、経験が自信につながれば」と手応えを話す。

 『「つくる」子どもたちと映画寺子屋2014夏Reel.3』は小学3年生~6年生が対象。開催日時は、7月31日=9時30分~17時、8月1日~3日=9時~17時、同5日=10時~11時30分。参加費2,000円(保険代、DVD代含む)。『「あそぶ」子どもたちと映画寺子屋2014夏Play.1』は3歳~5歳(保護者同伴)、小学1年生~2年生=10時~11時30分、小学3年生~6年生=14時~16時。参加費500円。申し込み、問い合わせは佐和田さん(TEL 090-7933-1263)、メール(kodomotachitoeigaterakoya@gmail.com)まで(いずれも申し込み順)。定員になり次第締め切り。

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