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調布でペーパークラフト展-ライバル作家2人が共同開催

「魅力たっぷり、楽しい調布」/大熊光男・酒井志保共同作品©1995Kadokawa NH  ©1966Kadokawa

「魅力たっぷり、楽しい調布」/大熊光男・酒井志保共同作品©1995Kadokawa NH ©1966Kadokawa

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 調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)の1階展示室で現在、「大熊光男&酒井志保 ふたりのペーパークラフト展」を開催している。

「レーサー」バイク雑誌表紙使用 /大熊光男作

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 ペーパークラフトの世界で活躍する大熊光男さんと酒井志保さんは、テレビ番組の企画で競い合ったことをきっかけに現在、全国各地で展覧会やワークショップを共同開催している。大熊さんは、ロボットやオートバイなど立体作品を得意とし、酒井さんは物語のワンシーンを小さなボックスの中で表現する半立体作品を得意としている。

 身近な「紙」素材を立体的に組み立てた約170点を紹介する。会場入り口には、作風の違う2人が「調布」をテーマに共同制作した作品「魅力たっぷり、楽しい調布」も展示。同作品は、京王線や同市の鳥「メジロ」、新選組の近藤勇、武者小路実篤、調布市花火大会、スタジアムにサッカー、ガメラに大魔神、調布飛行場の飛行機など、調布の名物を盛り込んだ意欲作となっている。

 大熊さんと酒井さんは「使う道具は、はさみ、カッターナイフ、 定規、ピンセット、木工用ボンド。 どれも特殊な物ではない。1枚の紙を前に想像力を働かせ、 『こんなロボットがいたらいいな』 『こんな世界があったら楽しいのに』『ここの部分はこの紙でこっちはこの色を使って』などと、いながらイメージを膨らませる。 切ったり、曲げたり、貼り付けたり。 ぺらぺらの紙でも、こんなにいろいろな物ができるということを知ってもらえれば」と話す。

 開催時間は、10時~18時。入場無料。8月25日・26日は休館。9月15日まで。

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