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調布・実篤記念館で生誕130周年展 コラボ「実篤手ぬぐい」販売も

武者小路実篤 新しき村のお祭りにて 1955-60(昭和30-35)年

武者小路実篤 新しき村のお祭りにて 1955-60(昭和30-35)年

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 調布市武者小路実篤記念館(調布市若葉町1、TEL 03-3326-0648)で現在、春の特別展「一人の男~武者小路実篤の生涯~」が開催されている。

実篤記念館がミュージアムグッズとして企画し、同市の事業者や市民団体などの協力によって実現した「実篤手ぬぐい」

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 同展は調布市制施行60周年、武者小路実篤記念館開館30周年、武者小路実篤生誕130周年を記念して開催。「或る男」「一人の男」の自伝小説2作品を軸に、そのときどきに世間からどのような評価を得てきたのかに注目。文学、美術、新しき村と精力的に活動した90年の生涯と業績の全体像を捉え直した内容を前期と後期に分けて展示する。調布市文化会館たづくり(小島町2)では5月24日、元台湾大学教授の米山禎一さんを迎え記念講演会「武者小路実篤『真理先生』を読む」を開く。

 併せて、「実篤手ぬぐい」も発売。実篤記念館がミュージアムグッズとして企画し、同市の事業者や市民団体などの協力によって実現した。製作は調布の代表的な観光地や物産品をイラスト化し手染めした「調布手拭い」を製作販売する「和技香 和季」(布田1)、縫製は地域の主婦が集まり縫い物や家事の代行サービスを行う「てづくり倶楽部『おたすけママ』」(西つつじヶ丘3)、パッケージの帯のデザインは「調布市市制施行60周年ロゴ」に選ばれたデザイン会社「パンデコングラフィックス」(布田1)の原子尚之さんが、それぞれ手掛けた。手拭いはえんじと紺の2種類で、実篤が描いたカボチャや柿、だるま、ニワトリ、バラと「美」の文字などを染める。ハンカチサイズも用意。価格は、手拭い=1,080円、ハンカチ=648円。

 会期は、前期=5月24日まで、後期=5月26日~6月14日。開館時間は9時~17時。月曜休館。入場料は、大人=200円、小・中学生=100円。講演会の開催時間は13時30分~15時。定員48人。要申し込み。

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