調布「よさこいまつり」、700人が演舞披露-10回目記念した新・演舞曲も

イベントのフィナーレで、観客と踊り手が一体となって踊る「ちょうふ輪乱舞」。昨年の様子。

イベントのフィナーレで、観客と踊り手が一体となって踊る「ちょうふ輪乱舞」。昨年の様子。

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 旧甲州街道・布多天神社(調布市調布ケ丘1)で8月26日、「調布よさこい2012」が開催される。主催は調布市文化・コミュニティ振興財団と調布市。

昨年の「調布よさこい」の様子

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 同イベントは1981(昭和56)年から26回にわたり開催された「調布ふるさとまつり」の見直しを機に、地元商店会と地域のよさこいグループを中心に実行委員会を結成。名称を「調布よさこい」に改め、今年で10年目を迎える。

 「鳴子」と呼ばれる楽器を持ちながら披露する個性あふれる踊りが特徴のよさこい。当日は、旧甲州街道(調布~布田間)を車両通行止めにし、約650メートルを歩きながら踊る「流し踊り」や2カ所で「定点踊り」を披露する。10回目の開催を記念し、新たに制作した調布よさこいオリジナル演舞曲「蝶舞(ちょうふ)」も披露する予定。フィナーレでは観客と踊り手が一体となって踊る「調布よさこい輪乱舞」も。

 参加するのは全28チーム約700人。「スポーツ祭東京2013」のマスコットキャラクター「ゆりーと」とボランティアで結成したチームや、地元の東京プロバスケットボールチーム「東京サンレーヴス」の選手やチアダンサーも参加する。

 布多天神や旧甲州街道沿いの商店会など4会場では、同イベントに合わせて屋台や子ども向けブースを展開するほか、「スタンプラリー」や「調布よさこい輪乱舞体験教室」なども実施。25日には調布市グリーンホール(小島町2)で「前日イベント」を開催。市内のよさこいチームが演舞を披露する。

 毎年見に行くという調布市在住の主婦は「よさこいはそれぞれのチームの個性が出て面白い。特に若い人のチームはエネルギッシュで見応えがあり、鳥肌が立つほど感動する。調布の風物詩として、暑さを吹き飛ばす鳴子の音と踊りを期待している」と話す。

 開催時間は10時~17時。前日イベントは15時~17時。本祭は、荒天の場合中止。

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