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調布・仙川に大分料理専門の居酒屋「ウラニワ」 食材直送、創業の地で復活

「ウラニワ仙川店」の看板メニュー りゅうきゅう

「ウラニワ仙川店」の看板メニュー りゅうきゅう

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 大分の郷土料理を専門に提供する居酒屋「ウラニワ仙川店」(調布市仙川町1、TEL 03-3309-5399)が3月21日、調布市仙川駅近くにオープンした。

「ウラニワ仙川店」の外観 大きなのれんが目印

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 2011(平成23)年に調布市つつじヶ丘駅近くで創業した居酒屋「ウラニワ」。温暖な気候で自然豊かな大分県は大塚武人社長の父の出身地で、数多くある郷土料理の文化を伝えたいと大分料理を中心とした業態としてスタート。カジュアルに大分料理を楽しめる居酒屋として支持され、現在多摩地区を中心に6店舗を展開する。つつじヶ丘店は区画整理により2020年に惜しまれつつ閉店し、創業の地で再度挑戦しようと隣町の仙川駅近くで同店を開いた。

 今回、新たに大分県で食材の仕入れ先を開拓し、大分のブランド肉である「おおいた冠地鶏」「米の恵み豚」「おおいた和牛」、豊後水道の佐賀関沖で一本釣りする関アジ・関サバ、大分県の名産カボスの餌で育てたカボスぶり・ひらめなど、メインの食材は全て大分から直送する。しょうゆなどの調味料も大分県産のものを使い、大分の味を忠実に再現。これまでのカジュアルな居酒屋とは趣を変え、「大分の食文化の魅力を存分に味わってもらう店を目指す」という。

 メニューは、関アジや関サバなどの「造り2種盛り」(1,580円)、ごまやしょうゆであえる「りゅうきゅう」(980円)、大分のカトレアしょうゆを使った自家製ポン酢を添える「とり天」(580円)、ハレの日のおもてなしで食べられる「吉野の鶏めし」(580円)、季節の野菜と米の恵み豚で作る「だんご汁」(550円)などを用意。日本酒や焼酎も大分県産のものだけを取りそろえる。

 店舗面積は約20坪で、掘りごたつのテーブルを全部で70席設置し、20席の個室も用意。シェフスーパーバイザーで仕入れ先の開拓も手がけた香川東五さんは「これまでのウラニワよりも少しリッチなメニューを用意している。大分から直送する食材を使った真の大分料理を、落ち着いた雰囲気の中で楽しんでもらえたら」と話す。

 営業時間は17時~23時。

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