調布の神代植物公園で恒例「菊花大会」-700点が美しさ競う

華やかな神代花車

華やかな神代花車

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 都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で10月29日、「菊花大会」が始まった。

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 今年で48回目となる同大会は同園菊花連盟や一般の菊花愛好家が育て上げた約700点の菊の美しさを競い合うイベント。鉢物485鉢、切花160本、108花壇が咲き誇り、懸崖仕立ての「神代花車」が華やかに展示されている。

 厚物(あつもの)、管物(くだもの)、福助作り、だるま作り、懸崖作りなど奈良時代に渡来して以来、日本独自の改良と発展を遂げている菊は、育て上げるまでに1年かかり、専門知識と技術が必要という。また、同大会の審査会は11月6日に行われるため、「出品者の多くは同日に合わせて菊のコンディションを整えている」と神代植物公園菊花連盟の担当者は話す。

 会場で熱心に鑑賞していた69歳の男性は「菊は手入れ次第で美しさが違ってくる。この奥深さが魅力のひとつ」と話していた。

 開園時間は9時30分〜17時(入園時間は16時まで)。月曜休園(祝日の場合はその翌日)。今月24日まで。

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