調布の小学生が署名活動-京王線6000系の存続求める

調布駅南口広場で京王電鉄の6000系車両の存続を求めて署名活動をする小学生

調布駅南口広場で京王電鉄の6000系車両の存続を求めて署名活動をする小学生

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 調布の小学生が調布駅南口広場で3月9日、今月で廃止する京王電鉄の6000系車両の存続を求めて署名活動を行った。

2年前に府中で撮影した京王電鉄の6000系車両

 6000系は1972(昭和47)年から1991年にかけて製造された通勤形電車。同社初の大型20メートル両開き4扉車で、ワンハンドル、回生ブレーキを採用し、特急から各停まですべての種別に対応した同社最後のアイボリー塗装車で、今月を最後に引退が決まっている。

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 同車両の廃止を知った同市立第三小学校6年生の根本享典くん(12)は、昭和から続く歴史ある6000系のデザインだけでも残したいと昨年9月に友人らと相談し、10月から存続を求める署名活動を約5人で開始した。9日に活動したメンバーは根本くん、田中淳敏くん、梅澤亮くん、原子和尚くん。4人は放課後などの時間を利用して、自作の旗を掲げながら「京王6000系を引退させないで。署名をお願いします」と呼びかけている。現在までに集まった署名は約2,400人。今月16日に同社へ署名を届ける予定だという。

 根本くんは「初めのうちは子どもの活動として理解されず、なかなか署名が集まらなかったが、徐々に集まるようになってきた。この活動で、仲間との絆や電車に対する思いが強まった。できるかできないかは分からないが、やれるだけやっていきたい。機能が新しくなっても、デザインだけでも残してほしい」と希望を託す。

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