調布・深大寺の「なんじゃもんじゃの木」が見ごろに-コンサートも

深大寺の「なんじゃもんじゃの木」。

深大寺の「なんじゃもんじゃの木」。

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 調布の深大寺(調布市深大寺元町5)境内にある「なんじゃもんじゃの木」が現在、見ごろを迎えている。

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 「なんじゃもんじゃの木」はその地方に珍しい樹種や巨木の愛称で、「なんの木じゃ」がなまったという説がある。同寺の「なんじゃもんじゃの木」はモクセイ科の落葉高木である「ヒトツバタゴ」。北米に一種、東アジアに二種存在し、愛知県や岐阜県、長崎県の対馬の自生地では国の天然記念物として保護されている。

 開花は4月下旬から5月上旬で、円すい状集散花序を作り多数の白色花を開く。今年の開花は例年通りで、同寺は散策する人たちや、カメラを手に撮影する人などでにぎわっている。

 毎年花見に来るという60代の女性は「純白の花が満開になると迫力があり、周りの新緑とのバランスも絶妙。深大寺に存在するということも市民として自慢の一つで、『なんじゃもんじゃの木』というネーミングも親しみやすい」と話す。

 5月8日には「第21回ナンジャモンジャコンサート」を開催する。同コンサートは東京消防庁音楽隊によるもので、なんじゃもんじゃの木の下で歌謡曲やクラシックを演奏する。開催時間は13時30分~と14時30分~。

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