神代植物公園・水生植物園でハナショウブが見頃に-江戸系品種が順次開花

見頃を迎えた水生植物園のハナショウブ

見頃を迎えた水生植物園のハナショウブ

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 都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)にある水生植物園のハナショウブが開花し、来園者の目を楽しませている。

水生植物園のハナショウブの様子

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 同園が管理する水生植物園は深大寺崖下の湧き水が流れこむ湿地で、約1.3ヘクタールの敷地に池や水田が整備されさまざまな水生植物が楽しめる。「はなしょうぶ園」は広さ約880平方メートルで、江戸系の品種を中心に植えられている。5月下旬から「姫街道」「霧ヶ峰」「初姫」などが順番に咲き始め、6月初めには青紫色の「初紫」が見頃になった。これからは、純白の「鶴ヶ城」や薄水色に白筋ぼかしの美しい「時雨西行」が開花する。

 園内を散歩していた女性は「ひとくちにハナショウブと言っても花の色や形がさまざまで、開花時期も違うのでまた見に来たい。写真付きの案内版があり、どれも風流な名前が付いていて興味深い」と見入っていた。

 神代植物公園の特設展示場では6月23日まで「ハナショウブ展」を開催中。

 開園時間は9時30分~16時30分。月曜休園(祝日の場合は翌日休園)。水生植物園は入園無料。

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