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調布・深大寺に焼き菓子店「八花」 そば粉使い、月3日ほど営業

そば粉の焼き菓子店「八花」の焼き菓子

そば粉の焼き菓子店「八花」の焼き菓子

 そば粉と発酵がテーマの焼き菓子店「八花(はっか)」(調布市深大寺東町2)が5月20日、小田急バス「晃華学園東」バス停折返場の複合施設「meedo(みいど)」内にオープンした。

そば粉の焼き菓子店「八花」店主の居倉直子さん

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 ベーカリーレストランで菓子製造を担当している居倉直子さんが手がける同店。かつて販売職に携わってきたが、「作り手側になりたい」という思いが強くなり、通信制の菓子専門学校で学んで製菓衛生師の資格を取得した。その後、故郷である福島県会津出身のフランス菓子職人が主宰する教室に通うため上京。師匠の食に対する姿勢に大きな影響を受ける中、酵母を使った発酵菓子に魅力を感じ、「発酵」をテーマにした菓子の店を開きたいと思うようになった。

 そば粉にも関心があり、深大寺を訪れそば文化に触れたことがきっかけで、同施設を知った。同施設は、昨年6月にオープンした住居と店舗が一体となった「なりわい住宅」がコンセプト。「こういうテナントであれば、生活しながら自分で作った菓子を自分の手で客に届けやすい」と考え、昨年同施設に転居。1階の土間スペース約3坪を活用し、仕事を続けながら同店を開いた。現在は月3日程度の営業を予定している。

 そば粉は、居倉さんが親しんできた会津のそば店がひいている国産を中心に使用。そば粉の風味を生かすため、材料の配合を調整しながら試作を重ねている。「そば粉は重くなりやすいので、水分量や材料のバランスを何度も見直している」と居倉さん。膨張剤を使わず、卵とバターの力だけで生地を膨らませる製法を採用。みそ、酢、みりんなど発酵の力を生かした素材や、蜂蜜などを取り入れ、「味わいに奥行きを持たせる」という。

 メニューは、コーヒーと八朔(はっさく)ピールの「シフォンケーキ」(200円)、そばの蜂蜜を使った「フィナンシェ」(150円)、八丁みそを使った「キャロットケーキ」(250円)、そばの実を使った「クッキー」(130円)など常時8種類程度を用意。そば粉の仕入れ先が販売するそば茶なども取りそろえる。

 居倉さんは「お客さまとの会話も楽しみ。近所の方々が気軽に立ち寄り、お客さま同士もつながれる店になれれば」と話す。

 営業時間は13時~17時30分。営業日はインスタグラムで知らせる。

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