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府中・サントリー「ビール工場見学」がリニューアル 新商品発売に合わせ

見学ルートを回りながらガイドが、パネルや映像を使って製造過程を順に説明していく

見学ルートを回りながらガイドが、パネルや映像を使って製造過程を順に説明していく

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 「サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野ブルワリー」(旧サントリー武蔵野ビール工場、府中市矢崎町3)は3月14日、新「ザ・プレミアム・モルツ」のリニューアル新発売に合わせて工場の一部施設を改装し、見学ルートや展示内容を一新した。

見学後は注ぎたてのビールを飲み比べる試飲が楽しめる

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 同工場はサントリー初のビール工場として1963(昭和38)年に開設されて以来、見学コースを整備し製造工程や仕込み設備を紹介してきた。同社の主力ビール商品「ザ・プレミアム・モルツ」発祥の工場であり、同ブランドのこだわりやおいしさを紹介する「ザ・プレミアム・モルツ講座」も人気が高い。

 リニューアル発売された「ザ・プレミアム・モルツ」は、うまみ成分の多いダイヤモンド麦芽をダブルデコクション(2回煮出す製法)し、ビールの本場である欧州産アロマホップを使い、仕上げにファインアロマホップを加えている。新見学ルートではガイドが製造工程を紹介しながら、参加者は巨大な仕込み釜を間近で見たり、ビールが缶詰めされて梱包される様子を中継映像やガラス越しに見学したりできる。見学後は各種ビール(及びソフトドリンク)の試飲を楽しめるほか、「ブルワリーショップ」でビール・つまみ・オリジナルグッズの購入もできる。

 同工場技師長の久保田寬さんは「何度でも飲みたくなる(ヴァイタートリンケン)最高峰のピルスナービールを目指して10年前に誕生した『ザ・プレミアム・モルツ』。今回はさらに華やかな香りと深いコク、そして飲んだ後も口に広がる香りに挑戦して完成した」と語る。

 広報担当者は「醸造家の情熱とこだわりが伝わる展示を心がけた。良質な天然水を使用する企業として森を育む環境活動など、事業の歴史を伝える展示も新設した」と話す。

 見学時間は9 時30分~17時。ガイドツアーは参加無料。工場休業日は休み。予約優先。詳細はホームページで確認できる。

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