仙川のスーパー激戦区に「いなげや」-総菜・地元野菜などで勝負

仙川の遊歩道の上に位置するいなげやの広大な敷地。吉祥寺・三鷹方面のバス通りにも面している

仙川の遊歩道の上に位置するいなげやの広大な敷地。吉祥寺・三鷹方面のバス通りにも面している

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 仙川駅徒歩4分の住宅展示場跡に6月10日、「いなげや調布仙川店」(調布市仙川町3、TEL 03-5315-5565)がオープンする。

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 4093坪の敷地に、669坪の直営店舗棟が立つほか、衣料品の「しまむら」、ドラッグストア「ウェルパーク」、「コメダ珈琲 調布仙川店」、洋菓子「不二家」、生花店、歯科医院、美容室、クリーニング店がテナントとして出店。自動車162台、自転車264台、バイク22台分の駐車場スペースも用意した。

 仙川駅周辺は、和光堂東京工場跡に大型流通「島忠ホームズ」が昨年出店したほか、新しい店が続々とオープンしてにぎわいを見せているが、駅から徒歩5分圏内に「京王ストア」「西友」「丸正」「クイーンズ伊勢丹」「ライフ」の5店がひしめくスーパーマーケットの激戦区。

 同店は、近隣の世帯数が500メートル圏で4543世帯、1キロ圏で1万8599世帯と比較的多いことや、周辺エリアからも買い物客が来る「豊かな」商圏と捉えて出店した。

 生鮮、総菜部門には特に力を入れ、生産者の顔がわかる地場野菜コーナーを導入するほか、対面販売の鮮魚売り場、精肉売り場、ベーカリーのほか、すし、おつまみ、サラダなどを販売する総菜コーナーを展開。初年度売り上げ目標を23億4,200万円としている。

 門平一夫店長は「お客さまはもちろん、仙川の町をもっと元気にしたい。『普段の生活+ちょっぴりごちそう』をテーマに、新鮮なものを安く、心を込めて届けたい」と話す。

 営業時間は9時30分~22時45分。

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